アートコミックの金字塔細野不二彦先生のギャラリーフェイク全32巻（完結）と、11年ぶりの続編の33巻のセットです。 主人公の美術品の贋作専門店ギャラリーフェイクを経営する藤田玲二は、元メトロポリタンのキュレーターで凄腕の修復家であり、裏では盗品などの表に出せない真作を取り扱う美術界の闇に精通した謎多き人物です。 真に美術を愛する人だけに本物を提供し、ふさわしくない人物には偽物をつかませるという信条のもと、作家や作品の由来を上手くストーリーに織り込んでわかりやすく魅力を伝えてくれるので、大変面白く、世界の美術史を覚えたりするのにも大変役に立ちました。 近年『ブルーピリオド』や『いつか死ぬなら絵を売ってから』などの美術漫画が出てきましたが、20年以上前に美術というジャンルをテーマにして長期連載した『ギャラリーフェイク』が素晴らしい作品であることがわかるかと思います。 根強いファンの支持もあって11年ぶりに続編が不定期に連載されるようになりました。 なお、初版の9巻の背表紙は銀色の仕様になってるレア物です。 大好きな漫画でブックケースに入れて大切にしてきたので、保管状態は大変良いと思います。 大切に読んでくださる方にお譲りしたいです。 新品となりますので、ご理解のある方のみご購入ください。