隆々とした肌に生命力溢れる力強さを感じる瘤杢の火鉢です。味わい的に明治末～大正くらいはありそうです。最近なかなか出てこない質の佳き火鉢といえると思います。 火鉢のよさはひとつ置いて置くだけで場の雰囲気がガラッと変化しますし、室内を温めるだけでなく鉄瓶で湯を湧かして茶や白湯を振る舞ったり、餅や銀杏、スルメを炙ったり。硬くなった豆大福なんかもちょっと焼くと美味しいんです。　 角張ってないこういったタイプの火鉢は鉄瓶はもちろんですが風炉のように使用すると面白いです。小ぶりの風炉釜を添えて一服点てると格別ほっこりします。　　 灰はいったん全部取り出して余計な燃えカス等は取り除き、ほぐした灰を入れるなど総点検済みです。底板も傷み無く堅牢にて抜ける事はございません。 値段に反映していませんが仕事の良いなた豆型の銀つまみ火箸をお付けします。それと予備灰約1.5キロと割と上等な炭約5キロを今の期間だけお付け致します。割れ欠けはございません。高さ最大で約31㎝、底板のサイズ約55×45㎝。だいぶ値下げしています。もうちょっと出してみて売れなかったら自分で使います。