葛飾北斎の「富嶽三十六景」は、富士山を各地のさまざまな角度から描いた木版画のシリーズです。 全46図で、日本の絵画の中でも世界的に知られています。 【特徴】 天保初年ごろ（1830年頃）から、版元・西村永寿堂によって出版されました。 富士山をテーマとした木版画で、錦絵（多色摺の木版画）です。 「神奈川沖浪裏」（通称「波間の富士」）や「凱風快晴」（通称「赤富士」）など、有名な作品が含まれています。 人気が高まりすぎて当初の予定から10枚多く描かれました。 【制作背景】 晩年期の北斎が、その巧みな絵作りと成熟した描写力で描き出した個性的な富士が描かれています。 北斎が描いたのは下絵だけです。 分業制によって量産した木版画です。 【タイトルの由来】 「富嶽」とは富士山のことで、「三十六景」というタイトルですが、「裏富士」と呼ばれる10図の浮世絵が追加され、全46図で完結しました。 　　　　　　　　　　　ネット検索より 41cm×52.5cm 額縁裏は封印されていて中の作品を取り出すことはできません 昔　旭川買い物公園にありました「ギャラリー　ア－ルアンヴォル」から購入しました