アクロニウムのコットントラウザーになります。 派手さのあるディテールは余り無く、テック色も薄めの為、合わせに困る事は少ないかと思います。 個人的に、匿名性を意識したアプローチから来る、機能そのものがシグニチャーというacronymらしさを感じられる時期のプロダクトだと思います。 型としては、P39-Mのリニューアル前の型となります。 大きな違いとしては、素材とウエストヨークに付けられたTecSys、スマートフォンポケットのサイズが小さい点です。 ヨーロッパ生産の物で中国製の物と比べ、縫いのピッチが細かく、ウエストバンド裏の仕様が丁寧です。 近年、DrySkinやMilliken等のナイロン素材が多く、StotzやEpic等のコットン素材でのリリースがほぼ無い為、綿100のacrをお求めの方にはお勧めかと思います。 表記サイズはLです。 実寸は追って追記します。 状態はベンタイル系コットンによく見られるアタリが全体に見られ、負荷の掛かるベルトループ・フロントボタン周りに擦り切れ、スマートフォンポケットに小穴等見受けられます。 併せて、商品タグが崩れており、読み取りが難しくなっています。 好みにもよりますが、新品の状態とは、また違う良さがあると思います。 旧型のacronymは、近年では殆ど市場に出回らず、国外に渡っている印象です。 近年の物より、古い物の方が好みの物が多いという方には、丁度良いかと思います。 以上、お読み頂きありがとうございます。 よろしくお願いします。