1910年代フランスのホワイトリネンシャツになります。 フランスではシュミーズと呼ばれ、もともとは男性が作業時に着用したり、時には寝巻きとして着用していたものになります。 こちらは中厚手の手織りリネンで仕立てられてた1枚、生地はプルプルとした手触りでドレープが美しく広がります。 襟はコットン素材で、おそらく過去に張り替えられたと思われます。 フロントの両サイドには2つのタックが施され、パネル下までプリーツが続き、美しいドレープを生み出しています。 ボタンは白いガラスボタン、ボタンホールは全て手縫いで仕上げられています。 両肩にはヨークが施され、襟の横にギャザーを寄せたディテールが見られます。背中のネックライン、袖口に寄せられたギャザーも大変美しいです。 脇下には三角ガゼットが入り、動き易さも考えられたつくりとなっています。 両裾のスリットには三角マチが施されています。 当時の女性たちが、家族のために手縫いで丁寧に仕立てた、どこか温もりが感じられる1着です。 着用すると体にすっと馴染んでくれるので、男女問わずお勧めです。 お探しの方はぜひこの機会に如何でしょうか。 [サイズ] 肩幅 : 56cm 着丈 : 97cm 身幅 : 67cm 袖丈 : 55cm [素材] リネン [コンディション] 全体的にくすみあり 右肩に小さな傷あり [商品をご購入頂く前に] 年代を考慮すれば良いヴィンテージ状態ですが、新品慣れしていない方、完品をお求めの方はご遠慮ください。 目に見えないダメージや、シミ、汚れ等コンディションの見逃し等がある場合がございます。ご了承の上ご購入ください。 ------------------------------------------------- 商品の状態はよく確認して記載しておりますが、画像を含め記載以外に傷、汚れ、シミ、ステッチのほつれやほどけ、ボタンの割れや欠け、リペア補修痕、附属パーツの交換、金属部の錆、劣化等が有る場合がございます。全てを掲載する事が困難なため、古物であることを考慮いただき、ご購入をお願いいたします。 また、発送時に商品を折りたたんでの配送になりますのでたたみじわ等ご了承ください。 素材や作り、年代等は分かる範囲で記述していきますが、絶対とは限りませんのでご理解いただければ幸いです。